自分に合う仕事がわからない?易経でわかる:まず自分の本質を見極めよう
自分に合った仕事が分からない?ホロスコープの命宮は人生の台本の最初のページで、あなたの才能の素地や行動様式を映し出しています。本記事では性格の強み、職業の方向性、意思決定のスタイルの3つの観点から、あなたにぴったりの道を見つけるお手伝いをします。
自分にどんな仕事が合っているのかわからない?
この悩みは、20代の人が最もよく口にするもののひとつだろう。
好きでもない専門を学び、中途半端な仕事に就いて、毎日がぼんやりとしていて、つまらないと感じる。方向を変えたいけれど、自分が何をすべきかわからない。
そして不安になっていく。
「自分は職業を選び間違えたのかな? 道を踏み外したのかな? 周りの人はみんな自分の欲しいものをわかっているのに、どうして自分だけこんなに迷っているんだろう?」
こういう相談を受けるたび、私はまずこう聞く——「自分のこと、ちゃんとわかってる?」
多くの人は一瞬きょとんとして、「わからないわけないでしょ、私は私だよ」と答える。
私はこう言う。「じゃあ、あなたの一番の強みは何? どんな職場環境が一番苦手? 何をしている時が一番没頭できて、我を忘れられる?」
ほとんどの人が答えられない。
自分のことをわかっていないんじゃない。真剣に考えたことがないだけだ。ずっと「周りの人が何をしているか」「何がいいと言われているか」「他人がどんな道を選んだか」ばかり気にして、その後をついて歩いてきただけなんだ。
歩いているうちに、道に迷ってしまう。
占星術のホロスコープに「命宮(めいきゅう)」というポイントがあって、チャート全体の起点になる。これで人生の成り行きがすべて決まるわけじゃないけれど、「あなたが生まれながらに持っている素質」を教えてくれる。
その素質をはっきりさせてこそ、どの方向に色を塗っていけばいいかがわかるんだ。
命宮とは:あなたの「出荷時設定」
最初にはっきりさせておくと、命宮は人生のレールを敷くものじゃない。「命宮にどの星が入っているから、人生はこうなる」と決まっているわけではない。
そんなことはない。
命宮はもっと「出荷時設定」のようなもの——生まれながらに持っている性格の傾向、考え方、行動パターンのこと。生まれつき外向的な人もいれば内向的な人もいるし、細かいところに気がつく人もいれば大雑把な人もいるように。
こういうものは、後から学んで身につけるものじゃなくて、生まれた時から備わっているものだ。
もちろん、後天的な環境で変わることもあるし、経験で変わることもある。自分で変えようと思えば変えられないこともない。でも素質はそこにあるから、変えるのは大変だ。自分と闘うより、まず自分がどういう素材なのかをはっきりさせて、それに合った使い方をしたほうがいい。
知り合いにコンピューター専攻の女の子がいて、卒業後は大手IT企業にプログラマーとして入社した。普通に考えたらいい仕事だ。給料も高いし安定しているし、人に話せば体裁もいい。
でも彼女は、仕事がすごく辛かった。
毎日コードと向き合うのが、まるで牢獄にいるようだった。会議で要件の話になっても口を挟めないし、同僚が技術の話で盛り上がっていても、自分だけがまるで何もわからないような気がした。
彼女は私に「私ってすごく頭が悪いのかな? みんなできるのに、どうして私だけできないんだろう」と言った。
私は「頭が悪いんじゃない。合っていないだけだよ」と答えた。
彼女の命宮の配置は、生まれつき人と関わるのが得意なタイプ——表現力も共感力もあるし、人間関係の調整も上手い。そんな人に毎日パソコンと向き合ってコードを書かせるなんて、才能を無駄にしているようなものだ。
後に彼女はプロダクトマネージャーに異動して、ユーザーの要件調整とチーム内のコミュニケーションを担当するようになった。すると見る見る生き生きして、活躍するようになった。
ほらね、あなたができないんじゃない。場所が間違っているだけなんだ。
命宮の意味はまさにここにある——自分が生まれつきどういう素材なのかをはっきりさせて、一番自分に合った場所を見つける手がかりにしてくれるんだ。
3つの典型的な命宮のタイプ、あなたはどれ?
ホロスコープの命宮の組み合わせはたくさんあって、ひとつひとつ説明することはできない。ここでは最も典型的な3つのタイプを挙げるから、自分がどれに近いか照らし合わせてみてほしい。
**1つ目:開拓タイプ**
このタイプの人は、生まれつき先頭に立って物事を引っ張るのが好きだ。
精力的で行動力があり、やろうと思ったらすぐに行動に移す。人から指示されるのが嫌いだし、型にはまったやり方も好まない。オフィスに座って9時から5時まで繰り返しの作業をするなんて、息が詰まってしまう。
向いている仕事は?
起業、営業、市場開拓、プロジェクト管理、自分で事業を持つこと。とにかく勢いが必要で、ゼロからイチまで物事を作り上げていくような仕事が合っている。
向いていない仕事は?
極端な注意力や忍耐力が必要で、毎日同じ流れを繰り返すような仕事。例えば経理、文書管理、完全なバックオフィス系の仕事などだ。
できないわけじゃない。ただ、やっていて辛いし、努力の割に成果が出にくい。
もしこのタイプなら、「安定しているけどつまらない」仕事を無理して続けないほうがいい。じっとしていられないから、遅かれ早かれ何か動き出すはずだ。
早いうちに自分の勢いを発揮できる場所を見つけたほうがいい。最初は大変でも、やっていて楽しいし、どんどん先が見えてくるはずだから。
**2つ目:協調タイプ**
このタイプの人は、生まれつき人間関係を築くのが得意だ。
情商が高くて話し上手だし、人の表情や空気を読むのが上手で、誰とでもすぐに打ち解けられる。悩み事を聞いてほしいと思われるし、チームに揉め事があれば間に入って調整できる。彼がいるだけで、場の雰囲気が良くなる。
向いている仕事は?
人事、カスタマーサービス、広報、教師、心理カウンセラー、コミュニティ運営、チーム調整。とにかく人と関わり、コミュニケーションや調整が必要な仕事が合っている。
向いていない仕事は?
人と話す必要がなく、一人で黙々と取り組むような技術系の仕事。できないわけじゃないけれど、学ぶのが辛いし、自分の強みを発揮しにくい。
もしこのタイプなら、無理して難しい技術を学ぼうとしなくていい。あなたの最大の武器は頭の良さじゃなくて、共感力とコミュニケーション能力なんだから。
この武器を上手く使えば、技術を10年かけて学ぶよりもずっと役に立つ。
**3つ目:研究タイプ**
このタイプの人は、生まれつき物事を深く掘り下げるのが好きだ。
細かいところに気がつき、長時間座っていられるし、物事をじっくり考えるのが好きで、凝り性なところがある。他の人が退屈だと思うことでも、自分は楽しく研究できる。毎日人付き合いや接待をするなんて、仕事よりも疲れると感じる。
向いている仕事は?
プログラミング、デザイン、研究開発、データ分析、経理、学術研究、専門技術職。とにかく深さや集中力が必要で、人よりも物事と向き合う仕事が合っている。
向いていない仕事は?
毎日接待や人付き合いがあって、空気を読んだり人間関係を調整したりする仕事。できないわけじゃないけれど、やり終えた後に心が疲れてしまう。
もしこのタイプなら、人の器用さをうらやましがらなくていい。あなたにはあなたの道がある。ひとつのことを極めれば、あなたはその道のプロになれる。
プロフェッショナルは、どこへ行っても食べていける。
仕事選びの核心:強みを活かし、弱みと闘わない
長く話したけれど、核心はたったひとつ——
仕事を選ぶ時は、「どの仕事が稼げるか」「どの仕事が体裁がいいか」「どの仕事が安定していると言われているか」で選ぶんじゃない。
「どの仕事が自分の強みを一番活かせるか」で選ぶんだ。
どんな業界でも、どんなポジションでも、ピラミッドの頂点に立つのは、生まれつきその仕事に合っている人たちだ。
努力が無駄だと言っているんじゃない。ただ、努力は才能の前では、本当に太刀打ちできないことが多いんだ。
生まれつき内向的な人に営業をさせても、どれだけ努力しても中くらいの成績しか出せないかもしれない。でも研究職に就けば、苦もなくトップレベルになれるかもしれない。
方向が間違っていたら、努力すればするほど無駄になる。
じゃあ、自分に何が合っているかどうやって判断すればいい?
一番簡単な方法を教えよう——思い出してみて。
何をしている時が、一番時間が経つのが早い?
何をしている時が、終わった後に達成感があって、全然疲れを感じない?
何をしている時が、他の人は難しいと言うのに、自分はすごく簡単だと思える?
それが、あなたの才能があるところだ。
こういう小さなことを馬鹿にしないで。多くの人の一生の仕事は、「やっていてすごく手応えがある」小さなことから始まっているんだ。
ウェン老師はよくこう言う。人生で一番の幸運は、宝くじに当たることじゃない。自分が生まれながらにやるべきだったことを見つけることだ、と。
それを見つけたら、一生疲れを感じない。だって、自分らしく生きているんだから。
最後にひとこと
最初の質問に戻ろう——自分に合った仕事がわからない時、どうしたらいい?
急いで答えを探さなくていい。まずは自分自身を振り返ってみて。
あなたはどんな性格? 何をしている時が一番没頭できる? 一番の強みは何?
これらの質問をはっきりさせれば、答えは自然に見えてくる。
ホロスコープの命宮は、突き詰めれば自分を映す鏡のようなものだ。未来がどうなるかを教えてくれるんじゃなくて、「今の自分がどういう状態か」を教えてくれる。
今の自分がどういう状態かわかってこそ、どこへ向かえばいいかがわかるんだ。
時代は変わるし、業界も変わるし、仕事の機会も変わっていく。でも、ひとつだけ変わらないことがある——
自分の居場所を見つけることが、何よりも大切だということ。
他人の道をうらやましがらないで。
あなたにはあなただけの道がある。
まずは自分の素質をはっきりさせて、それから自分の道をしっかり歩いていこう。