面接の結果待ちで不安?状況を見極めてから手を打つ方法
要約:水山蹇の卦から面接後の決断の思考法を語り、古人の知恵で内定を確実に勝ち取る方法を教える。
先日、友人から夜の11時過ぎにメッセージが来た。志望していた会社の面接を終えたばかりで落ち着かず、三晩連続で就職アプリを開いても返信が来ないので、古人の意思決定の知恵で参考になるものはないかと聞かれた。彼に時間を教えてもらって卦を立てたところ、水山蹇(すいざんけん)、変わって地山謙(ちざんけん)となった。
まずこの卦の根本的なロジックを解説しよう。下卦は艮(ごん)の山で、彼自身を表す。安定しているが、少し硬直している面もある。上卦は坎(かん)の水で、面接という事柄を表す。水は流動的で不安定だし、少し危うさもはらんでいる。つまりは「君自体の実力は十分だが、今のところ事が行き詰まっていて、先が長いように思える」ということだ。多くの人はこうした行き詰まりに直面すると、最初に慌ててしまう。何もせず待ち受けるか、あるいは見当違いな行動をしてしまう。こんな時に一番考えるべきなのは結果ではなく、状況をどう見極めるかだ。
「選択に迫られたらどうすればいい?このまま待つべき?それともすぐに次の会社に応募するべき?」と聞く人もいるだろう。卦の関係を見てみよう。艮は土に属し、坎は水に属する。土は水を抑える、これを「体克用(たいこくよう)」という。わかりやすく言えば「君はこの事柄を主導できる立場で、受け身でやられる側ではない」ということだ。ただし、「抑える」には力がいる。ブルドーザーが土を押すのに燃料がいらないなんて、見たことがあるだろうか?だから「オファーが何もしなくても降ってくる」なんて思わず、もっと能動的になるべきだ。
さらに互卦(ごけ)は火水未済(かすいみざい)だ。火が上で燃え、水が下で流れている。一見噛み合っていないように見えるが、火は土を生む(育てる)のだ!これは何を意味するか?過程で誰かが助けてくれるということだ。面接官が君に好印象を持っているのかもしれないし、HRが手続きを進めてくれていて、表には見えないところで後押ししてくれているのかもしれない。最初から「どう対応しよう」と難しく考え込む前に、本当の障害は何なのか、自分の思い込みで怖がっているだけなのかをはっきりさせよう。
変卦は地山謙だ。この卦は実に良い卦で、『周易』の中で謙の卦は六爻すべてが吉となる唯一の卦だ。山が地の下にある様子で、実力があるのに誇らない、これが今後の進むべき道だ。面接が終わった後で「面接の時よりもっと自分はできるんです」なんて、わざわざ言いに行くことはできないだろう?謙の卦が意味するのは、姿勢を低くし、自発的にフォローするのは良いが、威圧的にならないことだ。例えば丁寧なお礼のメールを送って進捗を聞くのは、誠意を伝えられるし、自分の存在をアピールできる。家でくよくよ考えているよりずっと役に立つ。
期間については、艮の卦に対応する数は7と12だ。早ければ7日ほどで返信があり、遅くとも12週以内には目途がつくだろう。その間も、応募すべき時は応募し、面接すべき時は面接し、一つの会社にしがみつかないことだ。体克用の局面は、もともと努力で結果をつかむ局面で、何もしなくても勝てる局面ではない。行動を一歩増やせば、勝算もその分大きくなる。
実のところ、古人がこうした占いをするのは、答えを待つためでは決してなく、卦の象徴を借りて自分の置かれた状況を整理するためだった。この卦も同じで、核心はたった三つの言葉に尽きる。「君には実力がある、事態には好転の余地がある、自発的に動けば成就する」。家でエネルギーを消耗するくらいなら、不安を行動力に変えた方がいい。面接の振り返りを書き留めるだけでも、次に必ず役に立つ。チャンスというものは、いつだって前から準備をしている人に残されているものだから。